博士になった象鉛筆の戯言

北関東に生息する博士研究員の独り言をご覧あれ。

リアル版「あべこべクリーム」

こんにちは!

Dr. SSLです。

 

本日はとあるアイデアについてお話ししたいと思います!

 

皆さんは「あべこべクリーム」というものをご存知でしょうか?

「あべこべクリーム」は『ドラえもん』に出てくる道具の一つで、

体に塗ると、寒い時には温かく、熱い時には涼しくなるクリームです。

www.doraemondb.com

 

夏には体に塗ると涼しくなる液体を使用したり、

冬には貼ると暖かかくなるカイロを使用する方が多いですが、

「あべこべクリーム」のように一つで寒暖共に対応できるものがあったら良いと思いませんか?

 

そんな「あべこべクリーム」を何とか現実に作り出せないか?、

と私が高校生の時に考えた痕跡をたまたま発見したのでご紹介致します

 

下の図が当時考えたリアル版「あべこべクリーム」の概念図です。

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ベースは液体で、その中に無数のナノカプセルが入っています。

また、ナノカプセルの中にはベースの液体と触れると化学反応が起きるような物質が入っています。

 

これをどう使うのか?といったことについては、

下の図を使って説明いたします。

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このクリームは単体では使用しません。電磁波を出す装置とセットで使用します。

上の図で書かれている電磁波を出す装置は、2種類の周波数の電磁波を放出することができます。

それらを仮に、寒い時に放出する周波数をωc、熱い時に放出する周波数をωhとします。また、これらの周波数はそれぞれ、ベースの液体が共振する周波数、ナノカプセルが共振する周波数に一致させておきます。

 

例えば寒い時には、周波数ωcの電磁波を装置から放出すると、ベースの液体が共振し、

クリーム自体が温かくなり、肌を温めます。電子レンジと同じような原理ですね。

 

逆に暑い時には、周波数ωhの電磁波を装置から放出すると、ベースの液体には特に何も起こらず、ナノカプセルのみが共振します。そのエネルギーでナノカプセルを破壊させ、内部の化学物質を放出させます。この物質はベースの液体と吸熱反応を起こすので、クリーム自体が冷たくなり、肌を冷やします。これはヒヤロンとかと似た原理ですね。

 

このような装置、クリームをセットで使用することで、「あべこべクリーム」を現実に再現することができるのでは?と思います。

 

ちなみに装置については、このアイデアを考えた当時のメモによると、「気象庁か何かが管理する大きなアンテナから電離層に向けて電磁波を放出し、電離層で反射させて、市民に電磁波を当てるようにする」と書いてありました。

 

が、今となっては正直小型化して、ネックレスや腕輪状にしてしまえばよいのではと考えております。また、装置に気温と体温を監視する機能なんかを付けて、自動的に電磁波の強度を調節してくれるようにすれば便利ですね。加えて肌の湿度を調整するような機能を付けても面白そうです。

 

さてさて、追加のアイデアを書いていてはきりがありませんが、

とりあえずこのようなアイデアを発掘したとのことで、

ご紹介させていただきました。

 

それではまた。