博士になった象鉛筆の戯言

北関東に生息する博士研究員の独り言をご覧あれ。

ひとめぼれとマッチング

こんばんは!

Dr. SSLです。

 

本日は昨日よりもまた一段と熱く、

夏真っ盛りという一日でしたね!

 

さて、

「夏」という言葉からは皆さんは何を想像するでしょうか?

 

海水浴、スイカ、花火、お祭り...色々ありますね。

 

私の周りでは最近「夏」という言葉に関連して、

ひと夏の恋というワードをよく耳にします。

暑さのなかに賑やかさが混じる夏の空気と同調して、

ある種の刺激を求めたいって事ですかね?

 

ひと夏の恋、恋愛を経験したいとは言っても、

やはり重要なのはきっかけ。

始まる環境が整っていても、原点を定められなければ何も起こりません。

 

では、恋愛のきっかけとは何でしょうか?

長い付き合いの中で芽生えてくる好意というのももちろんですが、

一目惚れはどうでしょう?

 

一目惚れが起こる場所はたくさんありますね。

学校の構内、電車、バス、公園、ショッピングモール...。

 

確率はともかく、

お互いに好意が生じるチャンスの母数は最も多いのでは?と思います。

 

ただし、一目惚れからのステップアップにはある種の難しさがあります。

それは、お互いの一目惚れに、お互いが気付かなくてはならないということです。

 

例えばあなたが電車に乗っている時に、気になっている人がいるとします。

相手もあなたのことが気になっているとしたとき、その時点で恋愛が始まる条件は揃っています。

ただし、相手の好意を観測できないと、恋愛という状態は発生しません。

これが難しいところです。

 

もしかしたら普段の生活で、

素敵な人との恋愛のチャンスをスルーしてしまっているかもしれない。

(ちょっとナルシスト的発想ですが笑)

 

そこで考えたのが、

「スマートグラスを利用した一目惚れ検知サービス」です。

(使用を仮定する世界はスマートグラスが普及した未来の世界です笑)

 

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まず、一目惚れ検知サービスを利用するためのアプリをダウンロードします。そのアプリを起動している間は、周りの人をスマートグラスが認識するようになります。

 

もし自分が気になる人がいた場合は、その人の関心度を自分で設定します。図の中だと「大」と表現していますが、実際は点数でも良いと思います。すると、その情報はスマートグラスに登録されます。以降、スマートグラスが容姿から識別した相手がその人だった場合、設定した情報が自身のスマートグラスに表示されるようにします。

 

そして、相手も同じアプリを使用しており(同じタイミングで起動している必要は無し)、自分への関心度が高く設定されていた時、お互いのスマートグラスに通知が行く or アプリを起動している際は相手の関心度が高いという情報が表示されるようになります。

 

さらに、一目惚れマッチングサービス上の連絡先交換の選択が表示され、

もしお互いにYESを選択すれば、連絡が取れるようになります。

 

これで、もう一目惚れから始まる恋愛のチャンスを逃すことは無くなるでしょう。

 

もし連絡を取ってみて、合わないと感じた場合は相手をブロックします(自分の関心度が相手のスマートグラスに表示されなくなる)。その後の対応は各自で。その人と会わないように通勤ルートを変えるなど、いろいろありますが、適切な対応自体は現在の状況と変わらないでしょう。

 

もし脈拍を測定する健康管理用リストバンドが普及されるのだったら、

脈拍の情報をアプリでのマッチングのパターンのデータと結び付け、

より自然な一目惚れに合わせて人をマッチングさせることもできるかもしれません。

 

私が通っていた高校は共学ではなかったため、

出会いの機会は少なく、

それこそ電車の中や街中での一目惚れから始まる恋愛に期待するしかありませんでした。

 

ただ、相手が自分に関心があるかもわからないし、仮にお互いが気になっているとしてもそれに中々気づけない。

 

今回提案したサービスみたいなものがあったら、

チャンスを消失するのでは無く、消費できるのではと思いました。

 

おやすみなさい。