博士になった象鉛筆の戯言

北関東に生息する博士研究員の独り言をご覧あれ。

個人的に続けている英語のトレーニング(リスニングとスピーキング)

こんばんは!

Dr. SSLです。

 

本日は研究室にて記事を書いております!

 

 

 

今回の内容はタイトルにもある通り、

個人的に続けている英語(リスニングとスピーキング)のトレーニング方法について紹介したいと思います。

 

 

英語力はライティング、リーディング、リスニング、スピーキングと分類することができますが、

自分の英語力を振り返ってみた時、

ライティング、リーディングに関しては中学高校と重点的に勉強してきたわけで、

現在ですと論文を毎日読むような生活を送っているので、

比較的ましなのではと感じます。

 

ただし問題はリスニングとスピーキングです。

 

海外の大学や留学生が多い研究室にいればまた話は変わってくるのでしょうが、

中々両者とも鍛えられる場面が少なく、

必然的にその能力も低くなってしまいます。

 

そこで何とかそのリスニング力、スピーキング力を鍛えられないかと、

自分なりに方法を探したり、方法を考えたりもしました。

 

その方法について紹介、説明させていただきます。

 

①リスニング力のトレーニン

リスニング力を鍛えるといったとき、

私は最初「とにかく英語を聞きまくれば成長するかも!」と考えていましたが、

もちろんそういうわけではありません。

 

やたらに早かったり、知らない単語が多かったりと、

内容をほとんど理解できないような英語を聞いたところで、

なかなか英語を聞いて理解する能力はつきません。

 

そこで思ったのが、

自分がぎりぎり理解できるかできないかの英語を、

その場で逐一解説してくれるようなものは無いか、

ということです。

 

最近ですとSkypeを使った英会話などもありますが、

中々決まった時に時間を確保するということは、

私には少々厳しかったので、私は別の方法を選びました。

 

それは、ポッドキャストを利用することです。

 

ポッドキャスト」とはインターネットラジオのようなもので、

インターネットサイト等に様々な耳で聞く番組が公開されており、

皆がそれらを自由にダウンロードすることができるツールとなっています。

 

私が普段使っているのはCast Boxというアプリです。

(下のリンクから紹介ページに飛べると思います。)

play.google.com

このアプリでは英語学習用のコンテンツが豊富でして、

レベルも初級者から上級者向けと様々、

一本の番組の時間も5分程度の短いものから数十分程度の長いものがあり、

自分の英語力や生活ペースに合わせての利用がしやすいです。

 

番組の内容についても、

例えば解説をこまめに挟んでくれるものがあったり、

公式サイトで補助説明を載せているものもあったりと、

英語を聞いて、理解する、

リスニング能力を鍛えたいと考えていらっしゃる方に親切なものが多いと感じます。

 

私はこのアプリの存在を今年の4月に知り、

そこから毎日、

隙間時間を見つけて最低1番組は聞くようにしているのですが、

心なしか英語を英語として理解する能力が上がってきていると感じる場面が多いです。

 

そのため、試しにといった程度ではありますが、

この方法は是非お勧めしたいです。

 

②スピーキング力のトレーニン

英語のスピーキング力の鍛え方についても、

英会話教室Skype英会話などありますが、

私はできれば生活上の様々な制約の合間にトレーニングをしたいと思っていました。

そこで、そのような自分に合う方法を考え、隙間時間を利用して、一人でできるスピーキング力のトレーニング方法をひねり出しました。

 

それは、

「英語で一日を振り返る」

というものです。

 

方法は簡単で、今日一日あったこと、朝から夜までにあったことを思い出して、

英語にして口に出すだけです。

 

この方法が個人的に良いと思う理由は二つあります。

 

第一の理由は、話すネタを考える必要が無いということです。

英語を話す能力を鍛える上では、

とにかく考えると同時に口から英語が出てくるというトレーニングをすればよいだけですので、英語で話す内容は何でも良いわけです。

物語を考えて話すのでも良いし、何か疑問に思ったことを一人で議論をしても良い。

ただし、まず最初に「今日は何について話そうか?」というところから始まりまして、

この面倒くささが挫折への一歩となり得ます。

一方今回お勧めする方法では、一日あったことを振り返って英語で話す、といったことをするだけですので、ネタを考える煩わしさはありません。

一日寝て過ごしたらそれを口に出すだけでよいのです。

 

第二の理由は、自分のために必要な英会話力が鍛えられるということです。

自分の一日を振り返るということは、自分が生活の中で必要なことを振り返るということになります。

そのため、それを英語で表現するということは、

自分が生活する範囲での、まさに自分のためのスピーキング力の向上につながります。

仕事の内容や、友人との会話、自分がみた景色など、

内容は様々なものが想定されますが、それは全て自分の生活の中にあるものであり、

それらに関する英語を話したり、表現を調べたりすることは、

本当に自分にとって必要な英会話力の糧となるのだと私は考えます。

 

 

このトレーニングは1年近く続けていますが、

外国の方とお話しする際には、「あれ?いつもやるけどこれなんて言うんだっけ...?」といった思考停止状態に陥る回数が格段に減っています。

 

 

以上が、私が行っていて個人的にお勧めするリスニング力とスピーキング力の鍛え方です。

もし気になった方がいらっしゃれば、試しにやってみてください。

私は英会話の先生でもないし、英語の専門家でもありません。

ただ、一意見として参考にしていただければ、少しでも役に立てれば嬉しいです。

 

おやすみなさい。